やっと涼しくなって、夏の疲れが出やすい時期でした。
秋の味覚にはまだ少し早かったので、和食以外のジャンルとのコラボレーションを味噌汁で表現してみよう!と考えまして…
『スープなみそ汁』
をテーマにしてみました。
世界には美味しいスープがたくさんあります。
街にも多国籍な飲食店が増え、和食以外にも洋食からエスニックまでそれぞれ特徴ある味を簡単に楽しむことができます。
そんな異文化と味噌汁の融合はとても面白いものになりましたよ♪
3種類の味噌汁は、それぞれこんな感じです!
【1】牛テールのトマトみそ汁
出汁の代わりに牛のテールスープを使い、こうじ味噌で仕上げました。
具は玉ねぎ、豆腐に加えてトマトを使用。イタリアンではトマトは出汁として扱われていることもあり、味噌の風味とは驚きのマッチングでした。
【2】もやしと小松菜のトムヤムみそ汁
見た目は何の変哲も無いもやしと小松菜の味噌汁ですが、一口食べてみてびっくり!
酸っぱ辛くて爽やかな、あのタイ料理のトムヤムクンの風味に、発酵食品である味噌が深みを与える立派な一品料理でした。
トムヤムクンと言えばエビですが、こちらはなんと桜エビを炒ってミキサーで粉末にして出汁に使用。市販されているトムヤムクンの素を少し加えています。
【3】シチュー豚汁
今回の参加者に一番人気があったのがこちら^^
ニンジン、ジャガイモ、豚肉を具材にしたカツオ出汁と白味噌仕立ての味噌汁に、豆乳を加えてさらにまろやかさを出した逸品です。
豚肉の油の甘さが後を引く美味しさで、寒い季節にぜひお試しいただきたい味噌汁となりました。
この日の副菜は、世界旅行のような味噌汁に、敢えて純和風の鮭と出汁巻き卵、そしてカマボコ。
不思議です…どの味噌汁にも合うんです!やっぱり味噌汁ってすごい!そんなことを再認識した今回でした。
次回11月の開催日が決定しました!
11月のみそ汁サミット
毎回、季節やその時どきの流行などを盛り込んだテーマを設定し、マスター宍戸氏に3種類のみそ汁を作っていただきます。
バリエーション豊かな3つのみそ汁は、これ、明日やってみよう!と思える家庭のみそ汁のヒントになるレシピであること間違い無し!
みそ汁に良く合う炊きたての美味しい白飯と、気の利いた副菜と共にお召し上がりいただけます。
2018年11月22日(木) 19:00〜(概ね22時ぐらいまで)
参加料金:お一人様 1,000円(みそ汁実食+白飯+副菜付)
旬の食材を美味しくするコツ、食卓文化まで、何でも自由に語らう食卓をみんなで囲みましょう!
会場:ブルース・バー テラプレーン
http://www.terraplane-blues.com/
温かい食卓を囲みながら、初めて合う参加者同士でも話が弾む不思議な「みそ汁談義」。これもこのイベントのお楽しみです^^
日本各地の食習慣や、子どもの頃の食卓の思い出など、これまで「知らなかった話」がたくさん聞けるのも、出身地もさまざまな人が集まる東京渋谷での開催ならではかもしれません。
ご予約は不要ですので、開催時間中にぜひお気軽にご来店ください♪