7月のみそ汁サミットご報告!

異例の梅雨明けの早さで、いきなり猛暑に突入したこの夏。
身体がついていかずに食欲不振という方も少なくなかったのではないでしょうか?
食卓ではまず味噌汁を一口。お出汁と味噌の風味を噛みしめると、不思議と「食べよう」という気持ちが湧いてくるのです^^

本格的な夏を前に、今回は旬の夏野菜を使って食欲がない時でも栄養になる

『夏野菜を楽しむみそ汁』

をテーマで開催しました。

それでは、1椀ずつご紹介しましょう!

【1】ゴロゴロ夏野菜のみそ汁

ナス、シシトウ、トウガンという夏野菜の定番を味噌汁に!
もともとぼんやりとした味のナスやトウガンは、ちょっと大きめに切ってその食感を楽しめるようにするのがコツだとか。
さらに、味噌も少し控えめにして、野菜そのものの甘みを感じられるようになっています。

ゴロゴロ夏野菜のみそ汁
ゴロゴロ夏野菜のみそ汁

【2】夏の赤だしなめこ汁

その風味は鉄板のお豆腐のなめこ汁に、夏野菜の定番であるオクラを忍ばせた季節を感じるみそ汁です。
食べる前にお好みで山椒を少しふりかけると、その香りがまた食欲を掻き立ててくれる逸品に!

夏の赤だしなめこ汁
夏の赤だしなめこ汁

【3】コーンと白味噌のポタージュ

バーベキューの定番、甘いトウモロコシがまさかの味噌汁に!?
しかもトウモロコシの芯からとった出汁といりこ出汁を合わせ、白味噌を使ってポタージュ風に仕上げました。
意外なほどに深みのある味わいに驚き!

コーンと白味噌のポタージュ
コーンと白味噌のポタージュ

副菜には鮭と玉子焼き。野菜のみそ汁と互いに引き立てあうバランスの良い献立となりました^^

5月のみそ汁サミットご報告!

新年度や新学期から1ヶ月が経った5月のみそ汁サミットは…

『身体と心にうっすらと溜まった疲れを癒せるみそ汁』

というテーマで開催しました!
旬の素材を使った美味しさはもちろんですが、味・成分・食感、それぞれの角度から疲れにアプローチする3椀を用意していただきました。
心と身体の疲れを癒すみそ汁とエビフライ

では、1椀ずつご紹介します。

春野菜のお味噌汁
春野菜のお味噌汁

【1】春野菜のお味噌汁

春キャベツ・新タマネギ・新じゃがと、春限定の野菜を使ったお料理はシンプルなほど美味しい。
いりこ出汁が引き立てる野菜の甘さにほっこりする味と、皮付きのまま煮る新じゃがの風味が技ありの美味しさです。

しじみ汁
しじみ汁

【2】しじみ汁

しじみなどの貝類は、なんと一度冷凍してから使うと旨味がアップするのでお勧めです。
どっさり入ったしじみの旨味と肝臓に良いと言われているしじみ貝のエキスがたっぷりと赤だしに溶けて、一口ごとにジ〜ンと身体に染み渡ります。山椒を振ると風味も増すので、ぜひ一度お試しください。

お麩と三つ葉のみそ汁
お麩と三つ葉のみそ汁

【3】お麩と三つ葉のみそ汁

ちょっと上品なお味噌汁をいただきたい時に。カツオ出汁と信州味噌の優しくてしっかりとした味わいに、焼き麩のフワリ、ツルリとした食感の面白さが食事にリズムを与えてくれます。そこに三つ葉のフレッシュな香味も相まって、次の料理への箸運びがスムーズに♪

この日の副菜はなんとスペシャルに「エビフライ」!!!
自家製タルタルソースで新鮮で歯ごたえのあるエビフライにも舌鼓を打ったのでありました^^

3月のみそ汁サミットご報告!

年度末→年度明けと忙殺されてしまい、すっかり遅くなってしまいました^^;
3月16日に開催された『みそ汁サミット』の模様をご報告いたします!

『春を感じるご馳走みそ汁』

…をテーマに開催されまして、テラプレーンのマスター宍戸氏によって上記3種類のみそ汁が提供されました。

春を感じるご馳走みそ汁の画像
『春を感じるご馳走みそ汁』と副菜の「鯖の味噌煮」

1椀ずつ紹介いたしましょう^^

筍と菜の花のみそ汁の画像
春の山の幸みそ汁(筍と菜の花)

【1】春の山の幸みそ汁

旬の筍を大きめに切って、香りと食感を楽しめるみそ汁にしました。
料亭の椀料理のイメージで、彩の菜の花を美しく仕上げるために、具材を持った椀に後からみそ汁を注いでいます。

アサリのみそ汁の画像
春の海の幸みそ汁(アサリ)

【2】春の海の幸みそ汁

この時期の海の幸といえば定番のアサリ汁ですが、こちらを椀ランク…いや、ワンランク上に仕上げるコツは“アサリに火を通し過ぎない”こと。
素材の“煮えばな”と言われるほど良い火の通り加減を心がけることで、アサリのプリッとした食感とジューシーさが際立ちます!

フキとミツバのみそ汁の画像
春を歓ぶ里のみそ汁(フキとミツバ)

【3】春を歓ぶ里のみそ汁

下ごしらえの手間から、なかなか食卓に上がらなくなってきた「フキ」をあえてみそ汁で!
大人の苦味と独特の風味が、出汁と味噌によって意外なほど上品にまとめ上げられていました。ぜひ一度ご家庭でもお試しいただきたい逸品です^^

ご飯とバランスの良い副菜が一つあれば、いずれもその食卓を華やかにしてくれるみそ汁が出揃いました。
参加されたお客様の中には、お仕事を引退されてから料理に目覚めたという男性もいらして、前回に引き続き新しいレパートリーのヒントになると大変喜んでいただきました^^
たかがみそ汁、されどみそ汁!
百聞は一口にしかず、ということで、ぜひ一度『みそ汁サミット』を覗きにいらしてください♪

第1回テラプレーン杯結果発表!

日本人の食卓が変わり、味噌の売り上げがどんどん落ちていることも懸念される昨今の状況の中で、今こそみそ汁に注目を集めることで食文化への関心を高めたい──。
テラプレーンのマスターであり、自身は漁師であり魚屋修行の経歴を持つ宍戸氏の、こうした思いから開催された今回のテラプレーン杯でした。

1月26日(金)開催の今回はこれまでと趣向を変え、レシピを一般公募せずに行う新しい試みでのイベントを企画。
大会本部がこれまで審査してきたレシピの中で、意外にバリエーションが少ない具材やその組み合わせをピックアップして宍戸氏への「お題」として投げかけ、それに宍戸氏がどのように腕を奮うかという内容となりました。
そのお題がこちら…
お題
言い換えればみそ汁としてアレンジの幅が狭いと思われる具材を、参加者を唸らせることができるほどの一品に仕上げることが果たしてできるのか!?
そんな不安を他所に、実際に参加者が期待に胸を膨らませながらすすったみそ汁は、どれもアイデアと技の光る驚きの味となっていたのでありました。
以下に結果と、提供された3種類のみそ汁の解説を掲載します。

優勝:ワカメと豆腐の赤だし

ワカメと豆腐の赤だしの画像
ワカメと豆腐の赤だし

ワカメはツルッとした食感とプリプリとした歯ごたえの三陸産の新鮮な生ワカメを使用。味噌は全国でも2箇所しかないという製造所のうち一社の八丁味噌を使い、まろやかな赤だし仕立てとした。そして決め手となったのは盛り付け後に少しだけ振りかけられた「山椒」の粉!
その独特の香りと刺激が、赤だしのコクに広がりと奥行きを持たせて、豆腐とワカメの甘みや食感を引き立てるのでした。
宍戸氏がかつてとある鰻屋で口にし、忘れることができなかった味を再現したこの一杯に、試食をした参加者の支持も集まって今回の優勝となりました。

第2位:大根と冬野菜

大根と冬野菜のみそ汁の画像
大根と冬野菜

大根の他に、ニンジン、エノキ、白菜といった冬が旬の野菜を使用。カツオの出汁と麹味噌を使って、野菜の甘みと旨味が存分に溶け出たみそ汁に仕上げました。一口すすると、その天然の滋味が身体中に広がるから驚き!その秘密は1日前からの野菜の仕込みと、一度生のまま冷凍したエノキ。キノコ類はそのままよりも、一度冷凍庫で凍らせてから料理に使用することで旨味も栄養分も引き出されるそうです。

第3位:ニラとタマネギの卵とじ

ニラとタマネギの卵とじのみそ汁の画像
ニラとタマネギの卵とじ

いりこの香ばしさのある出汁が今回唯一の動物性の具材である卵にマッチ!玉ねぎの甘さに寄り添うような西京味噌の風味が、口をつけるたびにホッとする逸品となりました。かき玉にした卵も、彩りを考えて黄身と白身に分けて流し入れる一手間も技ありです。火を止める間際に散らしたニラの鮮烈な緑色と相まって、春を待ちわびる季節の料理とも言える仕上がりでした。


試食には当然、これがなきゃ始まらない「炊きたての白飯」と、宍戸氏が築地の市場で直接買い付けたとっておきの漬物や、軽く炙った明太子が提供されました。
白飯と副菜の画像
みそ汁に合う白飯と副菜
最近ではなかなか口にする機会の少ない、簡素だけれど味わい深い食卓を囲みながら、料理好きのマスター宍戸氏からつぎつぎと溢れてくる食材や調理の話に耳を傾けるという非常にためになるイベントとなりました。
また、過去の大会でも独自の調査と手作りの資料で行っていた、みそ汁への愛を熱く語る(?)大野ヒロトの「みそ汁講義」をここでも披露!
大野ヒロトのみそ汁講座の画像
大野ヒロトのみそ汁講座
会場の参加者は今時のみそ汁事情について驚いたり共感したりして、みそ汁への関心を深めていただけたようでした。
次回は3月に開催を予定していますので、今回都合がつかなかった方、風邪で涙を飲んだ方、あまりの寒さに心が折れた方(笑)などなど…ぜひ一度ご参加くださいませ^^