ご飯+みそ汁=味覚アップ 科学的に判明

令和4年11月18日付け産経新聞に掲載された記事です!
新聞をとっている知人が切り抜きを持ってきてくれました。
ちょうどみそ汁選手権寄合処杯前日の掲載ということで、おかげで当日はご、来場の皆さんにきっと喜んでいただけるイベントとなることを確信して臨むことができました。
ありがとうございました♪

消えるも守るも習慣次第。みそ汁意識向上のために、そのイチ!!!

「なんで、みそ汁なの?」

良くいただくのが、この一言です。
そして、そこから始まるみそ汁談義は毎回とても楽しいものです。
出汁や味噌へのこだわりとか、そういう話ではありません。
健康に良いとか、そういう話でもありません。
そんな、ほんの他愛も無いみそ汁話をしたある方から、後日こんなメールが届きました。

「我が家では最近みそ汁が食卓に上らなくなって久しかったのだけど
あれから意識してみそ汁を作ったら家族も飲むようになってきた感じ。
みそ汁って習慣性もあるよね。
ちなみに今日の具は豆腐となめこ^^」

そうそう、この方は高2のお嬢さんと中2の息子さんのいるお父さんで、最近家でみそ汁を飲まなくなったな〜なんてことをこの前お会いした時に話していたのでした。
あら、お父さん、家で料理するのね^^
なるほど、確かに「習慣性」ってあるかも!
昔と違って今は、普通の家庭の料理も和食ばかりでなく洋食から中華からエスニックまで多種多彩。
選択の幅が広くなっていろいろ楽しめるようになった分、みそ汁が合わない料理が増えているってことです。
作る方もみそ汁を作る頻度が減ってしまうと、つい「まぁ、無くてもいいか」になるし、食べる方も、みそ汁が無くても物足りなく感じなくなるという。
みそ汁は、いつも作ってる・飲んでる…という習慣性に左右されがちな料理なんですね。
だから、作り始めるとまた習慣として戻ってくるようです。

「子供には好きな具で作ることが鉄則だね。
嫌いな具だとその時点で食べないから。
その後はレパートリーを広げていく」

レパートリーが広がると、その日の主菜に対して応用を利かせたみそ汁を作ることができるようになるのではないでしょうか^^
そのレパートリーを広げるには…
そう!!!今さらヒトに聞けない『みそ汁の具のレパートリー』を知ることができる、それが…

全日本みそ汁選手権大会!!!(笑)

それはこの大会の存在意義でもあります。

「なんで、みそ汁なんだろう?」
ぜひこの一言を、自身に問うてみてください。
きっとその答えも、家庭の数だけ、人の数だけあるのではないかと思います。
何気ない、そして当たり前のように思える「今」に至るこれまでの日常にふと思いを馳せた時、
じわっと身体と心に沁みてくるのが「おみそ汁」でございます。

さて、次回イベントの日程が決定しました!
3月16日(金)に渋谷テラプレーンで開催します。
詳細が決まりましたらまた改めてお知らせしますので、前回気になりつつも参加できなかったという皆様はぜひチェックしてください^^

みそ汁は家庭を救う!…かもしれない。

本日仕事で会った某氏から、打合せが一段落したタイミングでちょっと愚痴を聞きました。
彼は昨年結婚式を挙げた新婚さんなのですが、奥さんがあまり料理をしてくれないのがちょっとした悩みなのだそうで。
じゃあ毎日どうしているのかというと、やっぱり外食が多いそうで、一時期は食費が家賃と同じぐらいにまでなってしまったそうな。
彼は30歳手前ではありますが、さらに先代から引き継いだ二代目ではありますが…一応、社長という肩書きがある訳で、そこそこそれなりのマンションに住んでるはずなのですよ。
奥さんはまだ若いので子供はいずれという感じで、楽しい新婚生活を謳歌中なのは決して悪いことじゃ無いし、二人とも外食続きが苦でなければ何も問題はないのだけれど、旦那さんとしてはかさむ食費は気がかりなんでしょうな。

うん、じゃあ君が料理するってのはどうなんだい?

いや〜、苦手ですね。チャーハンと野菜炒めしか作れません。

奥さんも、あんまり料理得意じゃないんだね?

そうですね…。

じゃあ、それを奥さんに押し付けるのはやめた方がいいと思うよ?

ええ、意地悪なアドバイスですよね(笑)。
でもそういう時代だと思うんですよ、今って。
別に男女平等とかジェンダー云々とかそういうことに目くじらを立てたいのではなくて、外で働くことも、家の中のことをやることも、自分の仕事ではないと思っていたことを、いつ何時やらなければならなくなるかわからないんですよ。
夫婦のどちらかがある日突然働けなくなったら、それまで家事に専念していた者が働きに出ることになるし、逆に、仕事しかしてこなかった者が家事や介護をせざるを得なくなるんです。
まぁこの辺りは長くなるので割愛しますが、要するに有事に備えて誰もが

『安くて、美味しくて、バリエーションのある料理を一つぐらいできるようになっておこうよ』

ということなんですよ。
そこで、みそ汁です!!!

スーパーの惣菜やお弁当が並ぶ食卓であっても、ほんの一手間足して作ったみそ汁は立派に一品の料理です。
野菜、魚、乾物、缶詰(!)、みそ汁の具のバリエーションは果てし無いのですから!
それをこの若夫婦はまだ知らないし、これまで知る機会がなかったのかもしれないと考えるとちょっと不憫にすら思ってしまう私です。
やっぱり地道にでもみそ汁の素晴らしさを広めて行かねばならんなぁ、と、まぁ改めてそんなことを思ったのでした。

全日本みそ汁選手権大会の情報サイトがオープンしました!

遡ること数年前。
何気ない主婦の会話から生まれた
「美味しくって、楽しくって、ためになる。日本の食文化を見直す良い機会になるイベントをやろう!」
という意気込みだけで始まった企画です。

高級食材を使ってプロが調理した料理や、珍しい食材を食べさせてくれるお店が出てきては消えていく流れの中で
ヘルシーな「おうちご飯」も見直されている今だからこそ
毎日食べられる、何の変哲もない家庭料理にスポットを当ててみたい…

そうだ、おみそ汁はどうだろう!?
簡単に作れて、とてもたくさんのバリエーションがあるから、その中にはきっとまだ私たちが食べたことのないみそ汁に出会えるかもしれない!

ワクワクしてきました。

これまで開催した内容を含め、これからの新しい展開をお知らせして行きますので
どうぞ皆さん、ひとつご贔屓にお願いいたします^^